観光庁が8月の旅行データをPDFで公開しています。
8月は、「夏休み」にもかかわらず、金額ベースで「海外旅行」は対前年同月比で 86.4%、人数ベースで79.2%となっています。本当に日本の景気はよくなっているのだろうか、とりわけ庶民が感じるものとしてはどうなんだろうかと思ってしまいます。
1.総取扱額
区分 | 取扱額(千円) | 前年同月取扱額(千円) | 前年同月比(%) |
海外旅行 | 218,917,466 | 253,395,539 | 86.4 |
外国人旅行 | 13,570,117 | 8,058,465 | 168.4 |
国内旅行 | 480,664,820 | 451,802,326 | 106.4 |
合計 | 713,152,403 | 713,256,330 | 100.0 |
2.旅行商品ブランド(募集型企画旅行)の取扱状況
区分 | 取扱額(千円) | 前年同月取扱額(千円) | 前年同月比(%) | 取扱人数(人) | 前年同月取扱人数(人) | 前年同月比(%) |
海外旅行 | 79,963,204 | 99,118,202 | 80.7 | 327,136 | 413,109 | 79.2 |
外国人旅行 | 459,439 | 300,540 | 152.9 | 28,999 | 17,073 | 169.9 |
国内旅行 | 135,493,714 | 133,665,237 | 101.4 | 4,209,086 | 4,348,102 | 96.8 |
合計 | 215,916,357 | 233,083,979 | 92.6 | 4,565,221 | 4,778,284 | 95.5 |
海外からお客さんが沢山来るのはうれしいことですが、海外旅行と国内旅行の合計では伸びていないのは、どうやら、政府が言うような景気回復は「観光」の分野ではまだ十分実感できない状態なのかと思います。