旅のブログ

移動、旅、などをとりあげます。経験とネット上の情報など、現実と妄想ごちゃまぜ悪しからず。

法隆寺に行ってきました:3

教科書で見た玉虫厨子があった

法隆寺は、聖徳太子にゆかりの深いお寺です。
「夢殿」を見たいと思って行った、くらいが本音であります。

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↑夢殿

しかし、同寺には一杯、いわゆるオタカラがあるのですね。
百済観音像、玉虫厨子、金銅釈迦三尊像…などなど…。
玉虫厨子は、思ったより大きかったです。もっとかわいいものかと想像していました。この大きさに玉虫の羽を飾り付けたとなると、なかなかに…大作業だったろうと想像します。

百済観音像も想像より大きく、姿はなかなかにスレンダーでありました…。

写真撮影、建物はOK

各所に写真撮影禁止の案内が出ていましたので、念のため確認しましたら、建物は写真撮影OKで、仏さんは撮影禁止、とのことでした。

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺

「西円堂」の鐘が、正岡子規の有名な俳句の音の出どころだと、教えていただきましたので、行ってみました。

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↑西円堂と鐘

法隆寺全体を30分ほどでざっと回って、と思わずゆっくり観光されることをお勧めします。大きなお寺です。建物の中には教科書で見たことがある、いわゆるオタカラもいっぱいあります。現在の拝観料1,500円が高いかどうかを論じる立場にはありませぬが、見て損は無さそうだと思いました。

エンタシス風の木柱もしっかり立っておりました

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教科書で習った覚えがあります。柱がギリシア神殿にあるような中太りの状態…。いろいろ修復されてますが、基本は変わらずキチンと立っております。

柱自体には芯が無く、元の材を4分割してとった柱であるとか…。それが1,300年ですから、なんともいえませぬ…。