今回登場の怪人は、桃園空港の搭乗ゲートから岡山空港までに拝見した、単独行+老獪とも思える見事な行動のご高齢婦人の記録と感想です。
桃園空港では荷物を運ぶカートをほぼ放置
長い通路のほぼ終端、自身が搭乗するゲート番号の案内があるあたりで、荷物用カートはそれ以降使うことができません。爺は、カートが集まる場所から搭乗待ちのみなさんを眼下に眺めていました。もちろん、カート利用の邪魔にならない位置で…。
しばらくして、濃い目のピンクのベレー帽をかぶったご高齢婦人がカートを押して搭乗ゲート案内の踊り場に登場しました。それからは荷物を持ち階段を降りなければなりません。このあたりはエレベータでもあればよいのにと思いますが、ご高齢の方にはつらいかもしれません。
カートから荷物をとりだし、階段を下りて行かれました。手伝って差し上げることもできなくてすみません、とおもいつつ、置き去りになったカートは、所定の位置外と思しき場所に。他のカートと距離を開け、放置した感あふれる状況でした。これどうなんでしょうね~と思ってみていると、3分もしないうちに、空港の方が本来の位置に移動させました。もちろん、ご高齢婦人がそれを知る由は無いのだろうと…。こういうのが人に手間をかけることなんでしょうね。
目立つピンクのベレー帽
搭乗受付が始まったのでしょうか、みなさん規制テープのところを先頭に並び始めました。ピンクのベレー帽の方もお並びになりました。
順に受け付けが進みます。時々、ゲートのところで排除され、元に戻される人が見えます。おそらく、優先搭乗席とか機体後部の方からという限定された列に、そうでない人が並んで排除されたんでしょうね。
ピンク帽の方の順番になりました。残念なことに排除され、規制テープ内の列から外に出されました。もしこれが、排除される可能性を知りつつ、高齢であることなどを理由に見逃してくれるかもしれないとの思惑があったのなら、侮れない行動です。ある意味、旅慣れしている?
そのうち、全席受付可能になり、待ち列に並びなおしたご高齢婦人も機内へ向かいました。やれやれ…。
入国手続きでもなかなかの試合巧者…
岡山空港に着きました。件のご高齢婦人は爺より先に降りて、入国審査待ち。しかし、外国人の列に並んでおられました。その後、列分け用の規制テープの下を潜り抜け、日本人+特別在住者の列に並びなおされました。う~ん、おぬしなかなかやるなぁ、爺など全くの若輩者だと知ることになりました。
並びなおされたときは、爺の次…。危害が爺に及びませんように、と神仏に祈る気持ちでした。
爺の入国審査が奇跡的に問題なく終わると、次は件のベレー帽の女性です。ヒョット後方を見ると、進行規制ライン手前で、荷物を開け、パスポートをお探しのようでした。その後方の方が、唖然としたご様子でした。係の方が「パスポートの準備ができた方から」との旨、ご案内でした。
我が道を行く、といえばよいのか、単独行でこうも自由に旅できるというのは、浅学菲才、ウツケモノの爺にはまねできぬ老獪さと映りました。
ひとりで台湾から帰ってこられた様子に、タダタダ感服の至り。立ち居振る舞いは老獪の一語に尽きる、もし、〇〇ならば。