旅のブログ

移動、旅、などをとりあげます。経験とネット上の情報など、現実と妄想ごちゃまぜ悪しからず。

帰り便を確保できないままとりあえず行くという「出張」

7月28、29日、西大寺から山陰へ往復しました。

台風12号が接近ということでしたが、27日夕方に「決行」との主催者判断があり、行くことになりました。行きは28日の高速バスが確保できましたので、とりあえず問題ありません。一方、高速バスから、帰りの便が運休になる連絡を、主催者判断の1時間くらい前に受けていました。往路、オシゴト、一泊、オシゴト、というところまでは問題ないのですが、帰路が確保できないまま、山陰へ。こういう経験はあまりできませぬ…。

29日午前までのオシゴトは順調にすみました。さて、さて…

オシゴトが終わり、高速バスターミナルに行きました。どうも走っている様子がありません。確認のためバス会社に電話すると「全便運休」とのこと。高速バスは可能性が無い。

JR駅に行きました。まず、鉄道線運休による代替バスの確認です。こちらも全便運休、とのことでダメでした。

JR駅で岡山に帰りたいけど何か提案いただけないかと尋ねました。そうすると、これこれこうで、こういうルートだと可能との提案でした。その提案に乗って「ユ」字の形(二画目は逆方向)に移動することになりました。

岡山駅に帰り着いたのは出発して6時間後でした。乗車券購入時点で「コ」字型(6,640円)に移動できない可能性もありましたので、「ユ」字型(9,010円)を勧められ選択しました。でも、現実に「コ」字型でもOKな状態を接続駅で見ると、チョット残念な気がしないでもなかったのでありました。まあ、トラベルはトラブルでもあるわけです。

現場が一番強いとも思いました。ネット情報も大切ですが、今回は交通の結節点に当たるところで直接尋ねることができるという幸運にも恵まれ、無事西大寺まで帰り着いたのでありました。

あ、そうそう、帰路の列車で窓を見ると、午前中に起こった事故の痕跡と思しき様子がありました。検札時に、可能であれば席を変えてもらいたい旨車掌に伝えたら、最初渋っていたのですが、窓ガラスのとある痕跡を示すと、それ以上の会話は必要なく、別の席を用意してくれ、元の席のブラインドを下まで車掌がおろしたのでありました。これもなかなかできない経験でありました。
ほかのお客に聞かせる必要もなく、見せる必要もない、ある意味、事情が分かっている者同士が必要最小限のコミュニケーションをおこない、指定席の移動が実現したというシーンでありました。

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