旅のブログ

移動、旅、などをとりあげます。経験とネット上の情報など、現実と妄想ごちゃまぜ悪しからず。

台湾往復:高雄5日の出来事(1)

twitter読まれた方にはすでにご存知のことですが、本日はお昼前から夕食前まで小姐と遊んでおりました。その後、ひとりで「瑞豊夜市」にでかけ、立ち食いして帰ってきました。靴擦れで水疱ができました。以上が本日の概略であります。

衛武営芸術中心公園を散歩

地下鉄オレンジ線で東進し「衛武栄站」で下車し、同駅南に広がる衛武営芸術中心公園を散歩しました。大きな建物が建設中でした。これができると、ずいぶんと迫力あるなあと思いました。
正面入口に回ると警備のお兄さん、東京・板橋が祖母の出身地と話しかけてきました。日本に関係する人に会う高雄であります。公園を西方面に行くと、横笛の練習中の音が聞こえます。近寄って話すと、お母さんが日本人とのこと。午前11時半頃だったでしょうね。そのうち、遊びに来るかと誘ってくれたので、何も考えずについていきました。途中、同じ公園内で尺八の先生が練習中だからと紹介してくれました。日本の古い歌を吹いてくれました。

マンションへ

駅を離れ、公園を離れ、曲がったりくねったりして方向感覚がわからなくなったころ、大きなマンションへ到着しました。
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敷地入口の大きな門は閉まっていて、門衛さんがいる小さな門から入ります。そして、建物へ入り14階へ。もちろん、専用の電磁キーがないとエレベーターも動きません…。
玄関のドアは二つあり、一つを突破しても次ドアでも鍵を開けないと入れないという…。

お母さんは名古屋出身、お父さんは朝鮮半島出身の方で、現在は台湾で生活が半分、ロサンゼルスの生活が半分という一年の過ごし方だそうです。

地元の食堂、甘味処で食を楽しみました

おなかがすいたので、地元の食堂で少し遅いお昼に連れてってもらいました。海鮮麺と鶏肉メシでした。
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それがすんで、杏仁豆腐と豆腐の中間のような舌触り触感のものを下敷きその上に各種豆を載せたスウィーツを食べました。爺は、小豆のを美味しくいただきました。
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マンションの門衛さんに教えてもらったお店でしたので、味はそれなりにOKでした。地元の人でないといくことないでしょうね、まして、一見でまったくの外国からの旅行者がこちらのお店で食事する、というのはあまりないのかと…。

母が日本人、父親が朝鮮半島の人

時間は前後しますが、マンションを出たところでドンブリ茶碗にさいころをほうり込んで男の人たちが遊んでおりました。それとは気づかないで、普通に近寄ったんですけどね。
それで、日本語であいさつしたんです。すると、おばあさんが話かけてくれました。高雄に住んで25年になるけど、元は日本にいた、とのことでした。母親が結婚した相手が朝鮮半島出身者だったので日本にいたとき近所からよく言われなかった、というような説明でした。いわゆる「差別」というようなことですね。それで、転居し、最終的に高雄で生活するようになった、とのことでした。
日本人の友達は少なく、久しぶりに日本語を使った、というようなことでした。きれいな日本語でした。ここでも、家に遊びにおいでください、と誘われたんですけど、最初の小姐と外出の約束がありましたので、失礼させてもらい、食事に行った、というような顛末でした。旅というのはいろんな出会いがありますねえ~。

ショッピングモール「夢時代」へ

小姐と「夢時代」ショッピングモールへ行きました。地下鉄レッド線「凱旋站」で下車。駅前にシャトルバス発着場がありました。
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日本の阪急の名前が見えました。
ショッピングモールでは大観覧車にも乗りました。前日行った「旗津」方向も見えました。小姐には台湾の銘菓をお土産に買っていただきました…。このあたりの心遣いの精神、日本人と近いような気がしました。

シャトルバスで地下鉄駅に帰り、爺が先に下車、ここでお別れでありました。
その後、ホテルでメールチェックなどし、特段のこともありませんでしたので「瑞豊夜市」に行って立ち食いなどしてブラブラして帰ってきました。
靴擦れで水疱ができました。さて、明日はどうしたものか…要は、遊びすぎ、ということですよね…。
帰りは、7日午前、つまり6日もまるまる空いている。とはいえ、本日はぼんやりと考えていた日程はすべ吹っ飛び、小姐遊んでいたということですから、いってみたいところはまだまだあるのです、ええ、高雄で…。
この次の記事では、「瑞豊夜市」に触れたいと思います。