旅のブログ

移動、旅、などをとりあげます。経験とネット上の情報など、現実と妄想ごちゃまぜ悪しからず。

ハノイ:バスの乗降

2013年11月ハノイに行きました。バスの乗り降りの記録です。

ハノイのバス停には、そのバス停の名前というのは無いそうです。バス内での案内も微妙な発音のベトナム語ですので聴き取れませぬ。バスは運転手と車掌が乗車し、乗車時に払い切符をもらう、というしくみです。

バス停

自分が使うバスルートの番号があるバス停で待ちます。ただし、逆方向も同じ番号を使っているので、どちらの方向行きか見定める必要があります。
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↑これは41番バスで、giáp bất - nghĩ tâm の間を往復しています。このバス停は、一方の発着バスターミナルになる nghĩ tâm です。運転席は日本とは違い左側です。その下に白地に黒字が表示されていて「giáp bất」となっているのがわかりますでしょうか。これが、どちら方向であるかを教えてくれています。その前に付いている「BX」は、「ben xe」の略で、Google翻訳ではうまく出てきませんでしたが、おそらくバスターミナルというような意味ではないかと想像します。

ハノイ中心部や旧市街など一方通行が多いので、道路の反対側が同じバスの逆方向とならないばあいもありますので、事前のチェックか現地でよく確かめることが大切かと…。

バス乗車

バスは、左から来ます。普通、前ドア乗車で中ドア降車です。しかし、運転手によっては中ドアから乗るよう、前ドアを開けないことでそれを指示している場合もありますので、あわてず、バス運転手の目のあたりを見ていると、なんとなくわかります。

バス運賃

運賃は、5,000ドンが普通で距離に関係なく決まるようです。くらべれば長く走るバスになると7,000ドンとか、その途中乗車は6,000ドンとか…。バスの前ドア付近におよそ書いてあります。日本円にすれば、25円とか35円の世界です。乗車時間に比べて安いのが実感できます。
ポケットに10,000ドンをいれといて、車掌が来たらそれを渡し、代わりに切符をもらえば以上終了です。

バス降車

難しいのはこちらですね。ハノイのバス停には名前がありません。しかし、交通システムとしては機能しているわけです。何とか通りのバス停、というような通称だそうです。
ホテルで降車するバス停の名前を教えてもらって、車掌とか車内の親切そうな人(どうやって見分けるかは実力と運ですが)に助けてもらいましょうね。
バス停に近づいたら(どうやって知るか、それも実力と運ですが)、中ドアにできるだけ近いところに移動し、降車ボタンを押します。
自動ドアが開きますので、右側からのバイクとぶつかる心配がないかどうか確かめながら、降車します。バスが完全に停止しないままのときもありますので、覚悟を決めて降りましょう(実力と運で…)。
でも、バス車内でもみなさん親切でした。地図でこのあたりで降りたい、というと、次の次だ、というようなことで教えてくれたり、車掌さんが、任せておけ~という感じだったり。結果的に困った場面は一度もありませんでした。

バス車内のスリ

旅行会社の現地の方をはじめ、いろんな方にバス車内のスリのことを注意されました。出かけるときはパスポートをはじめ貴重品はホテルのセーフティボックスに収め、お金は分散して身につけましょうね。
降車ドア付近が多い、集団で取り囲んで、という例が多いとのことでもありました。TAKAも混雑したバスに乗りました。緊張しましたが、何も起こりませんでした。
まあ、スリも狙いやすいバス路線というのをよく知っていると思います。危険な路線(どうやって知るか…はて?)を避け、貴重品は身につけない、必要最低限のお金をもって出かける、自己責任、ということで頑張る決意、などが肝要かと思います。